先天性心疾患の患者の長期問題の調査(アメリカ小児科学会 Congenital Heart Public Health Consortiumより)
米国小児科学会(American Academy of Pediatrics)のCongenital Heart Public Health Consortium (CHPHC)のページにあるFactSheetを見てみました。
リンク
Congenital Heart Public Health Consortium (CHPHC)とは?
公衆衛生の原則を利用して、先天性心疾患の人々の変化に影響を与えることを目的にした組織だそうです。
多くの事例を調査、比較、統計的処理などによって、より良い結果を得るためにはどのようにすればよいかを見つけることを目的にしていると理解しました。
ピックアップ
医療を受けなくなる問題
最初のうちは病院に行っていたのに、年齢が上がるにしたがって病院に行かなくなるという人がかなりの割合でいるそうです。およそ半分の人が受けていないとは、すごい割合です。
異常を感じなくても、リスクは残っているとの研究結果があるので、定期的な検査を続けたほうが良いと思います。
アメリカの場合には、医療費の問題があり、日本とは条件が違うとは思いますが、日本でも同様の傾向はありそうです。
経済的な問題で病院にかかれないとすると、つらいですね。
近いうちに、子供から大人になるときに、自分で自分のケアを取り扱うようになることを助ける組織を見てみたいと思います。
メンタルヘルスの問題
先天性心疾患の患者は、他の人に比べて、メンタルヘルスの問題が起こる可能性が高いとのことです。
また、メンタルヘルスの問題を抱えながら、医療にかかれず、一人で苦しんでいる人が多いとも指摘されていました。
アメリカの手術数
感想
元のホームページがQandA形式なので、内容がバラバラになっていますが、これまで見ていなかったデータをピックアップしてみました。
アメリカではメンタルヘルスの問題を大きくとらえているようです。
注意点
この情報を利用される場合には、必ず原著でご確認ください。