先天性心疾患の運動方法についてのまとめ
先天性心疾患の運動方法について調べています。
ここまで調べたことをまとめてみます。
先天性心疾患の中で、どの疾患を対象にした文書かによっても指示が大きく異なってきます。実施前に医師の指導を受けるべきというのは、共通の指示でした。
以下では、出典を(かっこ)で示しました
全体
現時点では、適切な運動レベル、頻度等確定していない
運動のリスクも不明な点が多い
各所で指示が異なっている場合がある(運動強度や頻度)
運動の強度と頻度
運動のリスク
運動中のリスク
一部の疾患以外は心停止リスクは少ない
長期的な影響
悪影響の可能性がわかっていないものがある
肝臓などのうっ血、繊維化を促進する可能性
不整脈を誘発する可能性
感想
まだまだ分からない点が多いようです。
特に、長期的な悪影響が気になります。
例えば、フォンタン患者であっても、運動したほうが体調が良いという報告が多く、かなり高強度の運動を勧めているものもありますが、一方で肝臓などを傷めてしまうリスクを指摘している論文もあります。
有酸素運動については指示の幅が広く、どこが正しいのかわからないという感じです。
今後も、新しい調査結果を反映しながら、このまとめを更新していきます。
リンク
この文書は、以下のリンクの調査結果をまとめました。