感染性心内膜炎の対策(アメリカでの解説事例)
先天性心疾患患者が気を付けないといけない感染性心内膜炎の対策について調べています。アメリカの情報を見てみました。メドトロニック社のホームページに動画と解説が載っていました。人工弁置換をしたMike君が主人公です。
感染性心内膜炎の原因
皮膚の傷や、口の中の小さい切り傷からバクテリアが入ります。
大事なこと
- 毎日2回歯磨き
- 歯のすべての面をやわらかい歯ブラシでやさしく磨く
- 歯肉に沿って磨く
- 一日1回フロス
- 下を軽く磨く
- 顔や手を洗うなど清潔に
- 動物やペットにひっかかれないように注意しましょう
止めましょう
- 爪を噛んだり、裂いたり、ほじること
- にきび、ほくろ、かさぶたを、とったり、掻いたりすること。
入れ墨やピアスを入れる前に医師にリスクを確認しましょう
病院に行きましょう
- 5日(動画では3日)以上熱や悪寒が続くとき
- 食欲がない、原因不明で体重が減っている
- いつもより疲れる
- 寝汗をかく
リンク
-
先天性心疾患の情報 | Medtronic (Helping Mike Manage His Congenital Heart Diseaseのところ)
- 動画
感想
皮膚からの侵入に対しても、口からと同じように注意を促しています。
子供はよくかさぶたをとってしまうのですが、注意してもやってしまいがちです。
ペットや動物にも気を付けるというのは、言われてみればそうなのですが、考えていませんでした。
参考
メドトロニック社とは、心臓ペースメーカを中心とした医療機器メーカで、アメリカを由来とする企業です。傘下にチューブや、医療機器を製造するコヴィディエン社があります。
お願い
何かの判断材料にされる際には、必ず元文献をご覧ください。