アメリカ心臓協会(AHA) 2019年の心臓研究の進歩
アメリカ心臓協会(AHA)が毎年心臓病と脳卒中の主要な進歩を発表しています。2019年版を見てみました。先天性心疾患に関係する部分を中心に、一部をまとめてみます。
AHA names top heart disease and stroke research advances of 2019 | American Heart Association
まとめ
これ以外には、
- 肺高血圧の原因(たんぱく質、遺伝子)の研究
- スタチンの効果
- スマートウオッチによる心房細動の検出精度の研究
- 家族の喫煙と子供の心房細動発症リスク
- アフリカ系アメリカ人女性の妊娠糖尿病と冠動脈疾患の関係の研究
- 遺伝子と血栓、末梢動脈疾患の研究
- 心臓線維症を人工免疫細胞に食べさせる
等が挙げられています。
まだ研究の最初の段階で確定していないものも含まれることにご注意ください。
また、現在のところ、AHAのレポートを読んだのみで、各論文の詳細は未調査です。
感想
新薬や、治療法についても多くの研究がなされ、臨床に使われてきていることがわかりました。ここで書かれている薬を、近い将来に飲むようになるかもしれません。
先天性心疾患に限定すると、1件が取り上げられています。
ここで紹介されている論文のうち、気になるものについては、論文を読んでみたいと思います。