先天性心疾患と運動(アメリカ心臓協会)

アメリカ心臓協会は色々な解説記事を載せています。

先天性心疾患と運動についての解説を見てみます。

 

リンク

Congenital Heart Defects and Physical Activity | American Heart Association

 

まとめ

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先天性心疾患患者の運動

リスク

 ほとんどの先天性心疾患患者は運動することがよい効果がある

 大動脈肥大の人が実施するときは要注意

 

どんな運動

 有酸素運動 速足歩き、サイクリング、水泳、ジョギング、ボート、クロスカントリースキー サッカー、テニス、スカッシュ

 

運動の目安

 呼吸を速くし、それでも誰かと会話を続けることができるレベル

 心拍数=予測最大心拍数(220から年齢を引いたものとして定義)の70〜80%

 

避けたほうがよい運動

 うなり声や緊張を引き起こす運動

  重いものを持ち上げる、腹筋等

 激しいスポーツ

  ボクシング、ホッケー等

 

運動の頻度

 1週間当たり150分の適度な強度の有酸素運動

 

長期間運動してない人が始めるときの注意点

 医師に相談。少な目の運動から徐々に増やす。

 

感想

 できる運動には個人差が大きいので、医師に相談したほうが良いとおもいます。

 1週間に150分の運動とは、結構長いと感じました。

 有酸素運動の事例にも、かなり激しそうな運動まで含まれていますが、運動の種類はどうであれ、運動レベルを適切にしなさいということだと理解しました。

 

注意点

 何かの判断材料にするときには、必ず原著を当たってください。