2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ心臓病学会 cardiosmart 先天性心疾患との生活=10のヒント

アメリカ心臓病学会cardiosmartに先天性心疾患患者の生活の10のヒントがありました。 わかりやすかったのでまとめてみます。 出典 リンク まとめ図 医療情報の整理整頓 検査を続ける 成長に応じた医療 体の状態を感じて説明できるようにする 早い段階で心臓…

心拍管理しながら運動をやってみる(定期的運動のチャレンジ体験記)

先天性心疾患患者は、少し強めの運動が勧められていることが多いです。 実際にやってみて、やり方を工夫してみました。 また、心拍を読み上げて管理するためのAndroidアプリも開発して、心拍数を一定にするように運動しています。 play.google.com なぜ始め…

先天性心疾患患者のためのサマーキャンプ(アメリカの例)

病児の自立心を育む方法が気になります。親元から離れる体験をしてもらいたいですが、制限のため通常では無理な場合もあります。 アメリカでは、どうなっているか調べてみました。 先天性心疾患患者のためのサマーキャンプが行われています。 全体像 キャン…

ミシガン大学 先天性心疾患患者のコロナウイルスガイダンス更新(2020年7月23日)

4月にミシガン大学のコロナウイルスガイダンスを読みましたが、先日更新されました。 リンク Coronavirus Guidance for CHD Patients v2 約4か月の変化を見てみたいと思います。 こちらは前回のまとめのリンクです。 lemondh.hatenablog.jp 全体的に リスク…

フォンタン患者が運動すると肝機能に悪影響がある?? その3(蛋白漏出性胃腸症関連も)

2016年から2017年にかけて埼玉医科大学総合医療センター 小児循環器科のグループからフォンタン患者の運動の肝機能などへの悪影響に関する学会発表が行われています。 3本目の学会発表についてまとめてみます。 「フォンタン患者の日常生活活動の特徴と肝う…

フォンタン患者が運動すると肝機能に悪影響がある?? その2(1年の変化を見る)

2016年から2017年にかけて埼玉医科大学総合医療センター 小児循環器科のグループからフォンタン患者の運動の肝機能などへの悪影響に関する学会発表が行われています。 2本目の学会発表についてまとめてみます。 前回同様、学会発表の予稿のみで論文が見つか…

フォンタン患者が運動すると肝機能に悪影響がある?? その1

2016年から2017年にかけて埼玉医科大学総合医療センター 小児循環器科のグループからフォンタン患者の運動の肝機能などへの悪影響に関する学会発表が行われています。 気になる内容なのでまとめてみます。 学会発表の予稿のみで論文が見つかっていません。そ…

先天性心疾患患者の(運動中の)突然死の可能性

先天性心疾患患者の運動は、多くのところで勧められています。しかし、そのリスクがないのかが気になり調べています。 European heart journal 2016にノルウェーでの突然死リスクについての調査と、エディトリアルコメントがありました。 特に運動との関連に…

フォンタン患者の精神疾患のリスク:アメリカの論文

先天性心疾患の長期リスクについて調べています。 単心室(フォンタン)の青年患者における精神疾患の調査報告がPEDIATRICS誌(2017)にありました。 Boston Children’s Hospitalの論文です。 論文 リンク まとめ 調査対象 調査方法 結果 これまでの研究との違…

単純な先天性心疾患の患者にも、知能的精神的問題のリスクがある(デンマークの研究)

長期的なリスクを調べて、可能な限りリスクを避けたいと思います。先天性心疾患と知能的、精神的な問題発生についての論文を読みました。アメリカ心臓協会への投稿で、デンマークでの研究です。 論文にはコメントがついていたので、併せて読んでまとめていま…

イギリス王立ブロンプトン病院成人先天性心疾患患者へのコロナ情報

今後COVID-19がどのようになっていくか予想がつきません。これまでで日本よりも感染が広がった国で、何が起こったか気になります。それがわかれば、万一、日本で感染拡大になった時の参考になると思います。 イギリスの事例を見てみました。 王立ブロンプト…

アメリカ心臓協会(AHA) ロックダウン下でも運動

少しずつ外での活動が始まっていますが、感染のリスクを考えるとすぐに外に行くのも難しいです。しかし、必要最低限の外出だけでは、運動不足による体力低下も心配です。 アメリカ心臓協会のホームページに、「一緒に運動しよう」として、いろいろなコンテン…