2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

軽度から中等度の先天性心疾患の高齢者は、神経認知障害リスクがある

先天性心疾患の脳機能への影響が気になります。 軽度から中等度の先天性心疾患の高齢者は、認知機能テストのスコアが一般者よりも劣るとの論文がありました。Stanford University School of Medicineの論文です。 論文情報 まとめ 問題がある項目 この研究の…

先天性心疾患と遺伝子の解説(2017年Current Opinion in Pediatrics誌)

先天性心疾患に関係する遺伝子の研究が進んでいるようです。 2017年のCurrent Opinion in Pediatrics誌の記事を読んでみました。 論文情報 まとめ 感想 雑誌情報 論文情報 The Genetics of Congenital Heart Disease…Understanding and Improving Long Term …

先天性心疾患とコロナウイルス ニューヨークの分析

先天性心疾患患者のコロナウイルスリスクが気になります。アメリカニューヨークの事例が2020年10月14日に発表になりました。 遺伝子性疾患や、合併症のある人、高齢者の重症化リスクは高い一方で、若年者については、一般と比べて、とりわけ高リスクとは言え…

先天性心疾患児の運動発達への親の影響?

先天性心疾患と運動について調べています。子供・幼児の運動発達についての論文を読みました。少し古く2008年、ドイツケルンの事例です。 ドイツでは、安全な場所で運動発達を促進する活動を行う治療サービスがあるそうです。 論文情報 リンク まとめ 感想 …

若年先天性心疾患患者のがんリスク スウェーデンの研究

先天性心疾患患者の長期リスクについて調べています。 先天性心疾患患者とがんの関係についての論文を読んでみました。2019年スウェーデンの研究です。 論文情報 リンク まとめ 感想 雑誌情報 論文情報 Risk of Cancer Among Children and Young Adults With…

フォンタンの循環を改善する薬の研究 (臨床試験の論文)

アメリカ心臓協会の「2019年の研究の進歩」に載っていた、フォンタンの運動を改善する薬の論文を読んでみました。ウデナフィルという薬の効果についての論文です。 論文情報 まとめ 感想 論文情報 Results of the FUEL (Fontan Udenafil Exercise Longitudi…

アメリカ心臓協会(AHA) 2019年の心臓研究の進歩

アメリカ心臓協会(AHA)が毎年心臓病と脳卒中の主要な進歩を発表しています。2019年版を見てみました。先天性心疾患に関係する部分を中心に、一部をまとめてみます。 まとめ 感想 AHA names top heart disease and stroke research advances of 2019 | Ameri…